PLAXIS 3D ReadMe

PLAXIS 3D 2024.1の新機能

トンネルデザイナーの「鉄筋」タブへのケーブル要素の追加

トンネルデザイナーが更新され、鉄筋を定義するときにケーブル要素が含まれるようになりました。トンネルセグメントに鉄筋を追加した後に、ユーザーは「鉄筋」タブのプロパティツリーで、「要素タイプ」という名前の新しいドロップダウンメニューから、「ケーブルボルト」または「ロックボルト」のどちらかを選択できます。前者は新しい要素を使用し、後者は以前のリリースに備えられた方法の埋め込み梁要素を使用します。また、ケーブル要素はトンネルデザイナーのシーケンシングモードに必然的に統合されるため、ケーブル鉄筋パターンの有効化/無効化およびプレストレスが可能になります。

トンネルデザイナーでの鉄筋の組合せ

トンネルデザイナーの鉄筋の定義に、「パーツ数」オプションが追加されました。これにより、追加された鉄筋パターンごとに線分の数を最大2まで簡単に増やし、パーツごとに異なる要素タイプとプロパティを設定できます。2つのパーツを使用すると、長さの異なる2つのパーツから成るケーブル要素をすばやく生成でき、その後、パーツを1つずつプレストレスすることや、パーツごとに材料セットを変えることができます。節点間アンカーと接続ロックボルトから成る複合鉄筋を生成する方法もあります。これらの複合鉄筋はトンネルデザイナーのシーケンシングモードに必然的に統合されるため、定義された鉄筋パターンのパーツごとにケーブルの有効化/無効化およびプレストレスが可能になります。

その他の変更と改善

  • PLAXIS – STAAD.Pro構造カップリングツールに関するテクノロジプレビューを削除しました。
  • ISMのインポートと発行に関するテクノロジプレビューを削除しました。